愛らしい野生のニホンザルたちが待つ「高崎山自然動物園」

2022/06/05

# 大分市

足の間をサルがくぐると幸せに!? 餌付けの時間は見逃せない!

大分市と別府市の中間にある標高628mの高崎山は、野生のニホンザルたちが数多く暮らしています。

「高崎山自然動物園」は、そのニホンザルたちをすぐ側で観察することができる人気の観光スポットです。動物園という名がついていますが、実際は、檻などはなく、自然の中で生活している様子を間近で見ることができるようになっています。

 

 

そのため、たくさんのサルたちが集まっている時もあれば、日によっては全くサルたちに出会えないという日もあるのだとか・・・! 自然のサルなので、どうしても仕方がないことですが、通常は営業時間内に、猿はサル寄せ場に出てきています。

サル寄せ場には、親子で毛繕いをしているサルがいたり、遊具で遊ぶ赤ちゃんのサルたちがいたり、可愛らしい姿をあちこちで見ることができます。

 

 

中には喧嘩をして威嚇をしているサルや人間に近づいてくるサルもいるため、「怖い」と感じる方もいるかもしれません。ただ高崎山のニホンザルは人間に慣れているため、大人しく、襲ってくることはありませんので、小さな子どもも安心して観察することができますよ。

午前中にC群、午後がB群の出現時間となっています。

「高崎山自然動物園」の目玉となっているのが、餌付けの時間。30分間隔で餌付けの時間が設けられています。

この時間になると、サルが寄せ場に多く集まり、餌に群がって行く様子は圧巻です。

 

 

その際に、サルが人間の足の間をくぐっていくと幸せになれるのだとか!

しっかり足を開いてじっと待っておくのがポイントです。運試ししてみてはいかがでしょうか。

また、係員さんがサルの生態や習性などについて説明も行っていますので、気になることがあればぜひ質問してみてください。

 

農村被害を防ぐために始まった動物園の取り組み

「高崎山自然動物園」ができたのは昭和28年です。当時、高崎山周辺の農家に被害を及ぼしていた猿を集めることで被害の防止と観光資源にしようというプランが持ち上がり、さつま芋の餌などで猿たちを呼び寄せたことで、動物園が始まったそうです。

 

 

開園当初はA群しかなかったそうですが、昭和34年頃にはA群の分裂によってB群が誕生。その後C群も誕生しましたが、A群は平成14年を最後に姿を見せなくなってしまったそうです。

現在はB群、C群合わせて約1000頭が暮らしています。

 

さるっこレールで楽々登山

サルが集まる寄せ場には入り口から歩いて6分ほどかかります。山道で、階段も少しありますので、足腰に不安があるという方はモノレールに乗って上がるのがおすすめ!

「さるっこレール」は高崎山入り口から出ているモノレールです。入園料とは別に110円必要ですが、サル寄せ場のすぐそばまで連れて行ってもらうことができます。10分〜15分おきに運行しているので、高齢の方やベビーカーを押している方は利用してみてはいかがでしょうか。

別府湾の綺麗な景色も堪能できますよ。

 

 

道路の向かい側には水族館「うみたまご」があり、二つの施設は歩道橋で繋がっています。海の生き物たちと、自然のサルたちの姿をじっくりと観察しに訪れてみてください。

 

高崎山自然動物園

大分県大分市神崎3098-1

TEL:097-532-5010

 


 

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