受験生必見!「峨眉山 文殊仙寺」で知恵を授かる。

2021/04/18

# 国東市

■“日本三大文殊”の一つが国東に!

 

21041801.jpg

 

約1300年前から宇佐・国東半島に根付く、神様と仏様どちらもを大切にするという独自の仏教文化「六郷満山文化」。「六郷満山」とは国東半島の中央にある「両子山」から海岸へ向かって続く6つの郷一帯にある寺社の総称ですが、そのうちの一つ、「両子山」の隣にそびえる標高617mの「文殊山」中腹に建つ「文殊仙寺」をご紹介します。

 

21041802.jpg

「文殊仙寺」は、六郷満山の末山本寺で、飛鳥時代の呪術者であり、修験道の開祖と言われる役小角によって建立されたと言われています。

 

ご本尊は文殊菩薩。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあるように、学業だけでなくあらゆる知恵を授けてくれる仏様として祀られており、学業成就や合格祈願はもちろんのこと、人生を生き抜く知恵を授ける非常に縁起の良い大吉祥菩薩として古来より信仰されていることから、良縁成就、安産祈願の参拝者も多く訪れているそうですよ。

21041803.jpg

 

■300段の階段を上り本殿へ。

駐車場に車を停めて本殿へと向かうまでには、300段もの長い石段を登らなければなりません。「きついなぁ」と思うかもしれませんが、参道の美しさも魅力の一つ。

 

大きな岩や巨木に囲まれ、神秘的な雰囲気に包まれている文殊山。境内にある自然林は樹齢400年のスギをはじめ、ウロジロガシ林、ヒサカキ、イスノキなどが生え、これらは「未来に残したい日本の自然100選」にも選出され、さらに県指定の天然記念物となっています。

21041804.jpg

 

また参道で迎えてくれるのは自然だけでなく迫力ある仁王像も。美しい造形が見事ですよね。こちらは県指定有形文化財に指定されています。

21041805.jpg

美しき自然や文化財等を見ながら石段を登ると、見えてくるのが本殿奥の院の文殊堂。大きな岩山と一体となったかのような本殿。凛とした佇まいが美しいですよね。

21041806.jpg

 

本尊には日本三文殊の一つである文殊菩薩があります。唐獅子の背上、蓮花座を台座としてその上に座る文殊菩薩ですが、秘仏として12年に1度、卯の年しか公開されていません。

滅多に見ることができないものなので、公開時にはぜひ見に訪れたいですね。

 

また奥の院では岩窟から「知恵の水」と言われる清水が湧き出しており、この水をいいただくと知恵が授かると言われていますので、訪れた際はぜひ飲んでみてください。

21041807.jpg

 

また境内には日本最大という高さ約9mの宝篋印塔があり、ここからは快晴の日には四国まで望むことができるそう。他にも多くの貴重な文化財が残されていますので、ゆっくりと散策してみるのもおすすめです。

 

 

■「知恵を授かり、魔を払う」宿坊体験も!

「文殊仙寺」の境内の麓には、2020年にオープンした宿坊宿「妙徳庵」があります。「文殊の護摩で知恵を授かり魔を払う」という宿泊プランがあり、到着後宿泊者は境内の宮殿にて写経の体験をし、心を整えます。

その後は地元の旬の食材をふんだんに使った精進料理をいただき、夜は宿坊内にある宿泊者専用の貸し切り風呂で癒しのひとときを。

翌朝は早朝6時から護摩祈祷、座禅を体験したのち、朝食の精進料理が提供されます。

21041808.jpg

旅館やホテルとは異なる、静寂に包まれた歴史ある空間で、ちょっと変わった1泊2日の貴重な体験をしてみるのも良いかもしれませんね。(予約は「文殊仙寺」のホームページから可能です。)

 

「文殊仙寺」では、新年の春季大祭には厄除祈願もあわせて採燈護摩も行われており、一般参拝者も火渡りに参加することができますし、秋季大祭には大護摩供を厳修し万燈会が行われ境内一面を燈明の光で覆い尽くすという幻想的な光景を見ることもできます。

 

春夏秋冬で表情を変える自然の姿も楽しめますので、ぜひ知恵を授かりに出かけてみてはいかがでしょうか。

21041809.jpg