大蛇伝説が残る名瀑

2021/02/28

# 玖珠町

■慈恩の滝の迫力を間近に感じる裏見を体験!

 

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自然豊かな大分県は見応えのある滝が満載。今回ご紹介するのは、玖珠町と日田市天瀬町の境にある「慈恩の滝」。

国道沿いにあり、立ち寄りやすい「慈恩の滝」は、上段が20m、下段が10m、計30mの落差を持つ二段式の滝。

 

滝の周囲をぐるりと周ることができる遊歩道が整備され、滝の裏側にも行くことができます。そのため別名「裏見の滝」とも言われており、迫力のある姿を間近で見ることができると人気です。

滝の裏側には小さな洞窟もあるので、訪れた際は裏側まで歩いて見てください。

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ちなみに滝を一周する際は時計回りで回ると幸せになると言われているんですよー!

ただし裏側を通る際は滝の水に濡れてしまうことや、足元が滑りやすくなっていますので、お気をつけくださいね!

 

 

■名前の由来となった「大蛇伝説」

「慈恩の滝」にはその名前の由来となったある伝説が残されています。

【今からおよそ銭数百年前、滝壺の中に大蛇が住みついており、ある時からその大蛇が滝壺より這い出して田畑を荒らすようになりました。困り果てた農民は大蛇を鎮めようと手をつくしましたが、その甲斐虚しく田畑は荒らされ続けたのです。田畑を捨て、家を捨て、この地を離れるものが続出した年の夏、地域を通りかかった旅僧がこの有様を聞き、大蛇を鎮めようと試みました。大蛇は寄生虫に苦しんでいたため暴れていたことがわかった旅僧は、お経を唱えながら大蛇を撫でさすり病気を治したのです。その後大蛇は一度も悪さをすることなく、これに感謝した農民が旅僧のために「慈恩寺」を建てました】

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この伝説に出てくる「慈恩寺」が由来となって、滝の名がついたと言われています。ちなみに「慈恩寺」は戦国の争乱により残念ながら滅失してしまったのだそう・・・。

 

 

 

■滝の帰りは「道の駅慈恩の滝くす」へ寄ろう!

 

慈恩の滝から徒歩圏内にある「道の駅慈恩の滝くす」。県内で24番目となる道の駅として平成28年にオープンしました。

道の駅では地元で採れた新鮮野菜のコーナーや清水が湧く玖珠町産の美味しいお米の販売、地元の方が丁寧に作った優しい味の加工品に加え、玖珠産のお花なども販売されています。

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そして肌寒くなった時期に食べたくなるのがオリジナルの「豆乳野菜スープ」。平成の名水百選に認定された下園妙見様湧水と九州産大豆で作られた豆乳スープに地元野菜を入れたほっと温まるスープです。

 

また同じく豆乳を使った優しい味わいの豆乳ソフトも人気の一品。

 

もちろんお土産のコーナーや玖珠町の観光情報なども充実してるので、滝を訪れたあとはぜひこちらにもお立ち寄りを。

 

 

また滝のすぐそばには、うどんやだんご汁のほか甘味がいただけるカフェやそば処があるので、滝を眺めながらゆっくり過ごすことができますよ。

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夜には緑色にライトアップされ、昼間とは異なるまた美しい姿を見せてくれる「慈恩の滝」。秋の紅葉シーズンや新緑の頃も見応えがあり素敵です。

車は道の駅にも駐車することができますが、滝のすぐそばにも設けられているため、足腰が心配という方も安心。マイナスイオンを浴びに出かけて見てくださいね。

 

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