大分市内中心地で見つけた、歴史を感じるパワースポット3選

2025/11/09

# 大分市

大分市内中心地でありながら、住み心地や利便性の良さで根強い人気の長浜・錦町・金池エリア。これらの地域には、実は由緒ある神社や寺が点在しています。そこで今回は、市内中心部にありながら歴史を感じる3つのパワースポットをご紹介します。

 

 

大友氏が庇護した名刹「万寿寺」

 

 

大分市パワースポット02(万寿寺)

 

 

最初にご紹介するのは、大分市金池にある「万寿寺(まんじゅじ)」。正式には「霊應山 萬壽禅寺(しょうざんまんじゅこうせいぜんじ)」という臨済宗・妙心寺派の寺院です。広々とした敷地の入口を進むと、立派な造りの本堂をはじめ、仏殿、観音堂などが立ち並んでいます。

 

この寺の歴史を紐解くと、1184年に大友能直によって天台宗のお寺として建立されたとのこと。その後、臨済宗のお寺となり、室町時代には九州で最も勢力を持つ寺院として知られていたようです。かつては九州での仏教文化の中心地であり、大友氏の庇護のもとで繁栄を極めたとされています 。

また、境内には鎌倉〜江戸時代にかけて供養の目的で建てられた「国東塔」もあり、大分市指定有形文化財にもなっています。きれいに手入れされている参道を歩くだけで心が穏やかに。「日曜座禅」の看板も出ていたので、座禅に参加することもできるのかもしれません。

 

 

歴史を伝える荘厳な山門と梵鐘が印象深い「来迎寺」

 

 

大分市パワースポット03(来迎寺)

 

 

次にご紹介するのは、「万寿寺」からもほど近い錦町にある「来迎寺」です。来迎寺は、浄土宗の寺院で、1501年に創建されました。

 

 

大分市パワースポット04(来迎寺)

 

 

まず圧巻であったのは入口の「山門」です。この山門自体は1854年に再建されたものですが、当時の来迎寺の豊かさと品格を伝える繊細な造りは見事です。

 

開祖である「文忠梵英榮(もんちゅうぼんえい)」は、修行でこの地を訪れた際、大友親治(ちかはる)によりその人望が認められこの寺を建立したといわれています。

 

 

大分市パワースポット05(来迎寺)

 

 

また、敷地内にある「梵鐘(ぼんしょう)」は、1813年に造られたもの。第2次世界大戦中、こちらの鐘は長崎県佐世保の「西連寺」に供出(政府に売り渡されること)されていましたが、交渉を重ね昭和53年に返還されたものなのだそうです。

 

 

「雨の長浜さま」として親しまれる「長浜神社」

 

 

大分市パワースポット06(長浜神社)

 

 

最後にご紹介するのは、錦町にある「長浜神社」。こちらは、大分市内でも名高い神社の1つです。学問の神様として知られる菅原道真公を祀っており、多くの受験生が合格祈願に訪れます 。また大分市で最も早く開催される夏祭りの開催拠点でもあり、雨が多く降る時期に行われることから「雨の長浜さま」として有名ですよね。市内中心地でも自然豊かで気軽に訪れることのできるこちらの神社は、多くの参拝者が日々訪れます。

 

 

大分市パワースポット07(長浜神社)

 

 

本殿の横には稲荷神社が。朱色の鳥居が印象的でした。

 

いかがでしたか?大分市中心地の、歴史や文化を感じられる場所をご紹介しました。歴史のロマンを感じながら、パワースポット巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

■万寿寺

大分市金池町5-4-2

 

■来迎寺

大分市錦町1-1-30

 

■長浜神社

大分市長浜町1-8-7

 

 

 


 

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