湯のまちが誇る、個性豊かな別府八湯(前編)

2019/12/08

# 別府市

■湯のまちが誇る、個性豊かな別府八湯(前編)

源泉数・温泉湧出量ともに日本一を誇り、世界有数の温泉地として知られる別府。別府市内には、8つの代表的温泉地「別府八湯」があり、地域ごとに異なる泉質の温泉を楽しむことができるのも大きな魅力の一つです。

今回は8つの温泉地の中から、①浜脇温泉 ②亀川温泉 ③別府温泉 の3つの温泉をご紹介!

 

■もともとは10湯あった!? 別府八湯の歴史

まずは「別府八湯」の歴史を紐解いていきます。

古いものは8世紀のはじめから続く温泉もある「別府八湯」は、もともと独立した温泉場として栄えていました。明治時代以降に交通の便が確保され温泉場の開発も進んだことにより、大正時代には現在の8つの温泉地に由布院、塚原を加えた“別府十湯”と呼ばれていたこともあったそうですが、その後の町村合併等で、現在の“別府八湯”の名称が定着。今では年間約400万人もの観光客が温泉を求めて宿泊するという、一大温泉地となりました。


■別府温泉発祥の地・浜脇温泉

別府温泉発祥の地として知られる「浜脇温泉」。その昔、浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」の地名が生まれたと言われています。

江戸時代には港町・温泉町・門前町として陸海交通の要衝として急速に発展。今でも昔風の旅館が並び、明治・大正時代の花街の名残も感じることができる浜脇エリアには、平成3年に、再開発事業の一環として、「浜脇温泉」と多目的温泉保養館の「湯都ピア浜脇」が誕生しました。

「湯都ピア浜脇」は健康増進を目的とした温泉施設。かぶり湯・気泡浴・全身浴・圧注浴・うたせ湯・運動浴・寝湯があり浴室の外には歩行浴や入浴の途中で休憩ができる和室休憩室もあり、いろいろな温泉を満喫することができます。

ちなみに「浜脇温泉」は深夜1時まで入浴できる珍しい市営の温泉施設! 地域住民から愛され続ける温泉です。

 

浜脇温泉
住所:別府市浜脇1丁目8番20号
TEL:0977-25-8118
営:6:30~25:00
休:年末大掃除日(不定)
 

湯都ピア浜脇
住所:別府市浜脇1丁目8番20号
TEL:0977-25-8118
営:10:00~22:00(最終受付 21:00)
休:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
 

■市街地のレトロ湯・別府温泉

JR別府駅前を中心としたエリアにある「別府温泉」は、昭和レトロな雰囲気を楽しめるのが魅力。明治時代に別府湾の築港、日豊本線や別大電車の開通、そして掘削技術の導入等で泉源数や温泉施設・温泉宿も増加したことから、次第に別府八湯の中心となりました。

“ジモ泉”と呼ばれる地元民に愛される共同浴場も多く有する「別府温泉」の中でも、シンボル的な施設といえば、JR別府駅から徒歩10分ほどの場所に位置する「竹瓦温泉」です。

明治12年に創設された歴史ある温泉施設には砂湯もあり、日々多くの観光客で賑わっています。

また別府温泉エリアでもう1つの人気温泉施設が「不老泉」。平成26年にリニューアルしており、市営温泉の中で最も広い浴槽を確保しているのだとか。「あつ湯」と「ぬる湯」があるのも特徴です。


竹瓦温泉
住所:別府市元町16番23号
TEL:0977-23-1585
営:普通浴6:30~22:30
砂湯8:00~22:30(最終受付21:30)
休:普通浴:12月の第3水曜日
砂湯:第3水曜日(祝日の場合は翌日)

 

不老
住所:別府市中央町7番16号
TEL:0977-21-0253
営:6:30~22:30
休:年末大掃除日(不定)

 

■海沿いの温泉地・亀川温泉

海と温泉を満喫するならここ! 海岸に豊富な温泉が湧出する「亀川温泉」は、別府の北の玄関として豊前小倉への交通の要衝でもあったため、旅人の疲れを癒す湯治場として栄えました。そのため周辺には温泉を活用した病院や療養施設、保養所を数多く有しています。

 

そんな「亀川温泉」一番の観光スポットは、上人ヶ浜公園の一角にある市営の「別府海浜砂湯」です。波音が響く青空の下、海風に吹かれながら温かい砂に包まれると、じんわりポカポカと体が暖かくなってきます。一度に12人まで一緒に入浴することができるので、ここでしかできない体験を楽しんでみては。グループで訪れるのもオススメです!

 

別府海浜砂湯
住所:別府市上人ヶ浜町9組
TEL:0977-66-5737
営:砂湯 3~11月 8:30~18:00(最終受付17:00) 、12~2月 9:00~17:00(最終受付16:00)
休:毎月第4水曜日(祝日の場合は翌日)

 

 

残りの鉄輪温泉・観海寺温泉・堀田温泉・柴石温泉・明礬温泉は、湯のまちが誇る、個性豊かな別府八湯(後編)へ!