「国東」で六郷満山最古の寺と、地元グルメを楽しもう
大分県北部に位置する国東市。「瀬戸内海国立公園」や「国東半島県立自然公園」にも指定された、のどかな海と山が広がる美しい自然にあふれたエリアです。大分や別府方面からドライブで訪れる際、国東半島の海が見えてくると「きれいな景色～！」と、開放的な気持ちになります。（写真は国東市武蔵町にある小城展望公園）
国東は歴史的な文化財をはじめ、日本古来の神と外来宗教とされる仏教を結びつけた、「神仏習合」と呼ばれる仏の文化が長く息づく地域。国東半島一体にある寺院群を総称して「六郷満山」と呼ばれ、その歴史は1300年以上前といわれています。
また近年では「大分空港」がスペースポートとして選定され、「宇宙港」として名を馳せたことでも知られています。今日は、この国東で立ち寄った、3つのスポットをご紹介します。
六郷満山のひとつ「瑠璃光寺」
国東半島には、六郷満山の霊場が多く点在しています。有名なのが「宇佐神宮」や「両子寺」などがあげられますが今回訪れたのは、同市内の安岐町にある「瑠璃光寺（るりこうじ）」です。
瑠璃光寺は六郷満山の中で最も古いお寺。本尊には薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来があり、いずれも平安中～後期につくられたといわれています。中でも阿弥陀如来像は、国東半島のなかでもかなり古い作品で、県の重要文化財に指定されているのだそう。そのクオリティの高さは専門家からも高い評価受けているそうです。
また境内に植えられているサルスベリは樹齢600年のもの。夏になると色とりどりの花が咲き誇り、訪れた人の心を癒してくれます。
六郷満山は国東半島の霊場巡りは約31スポットもあるので一度では到底、巡れませんが、順路をたてながら、気になるパワースポットを訪ねてみましょう。
迫力満点のタコ！国東自慢の海の幸を味わう
国東を訪れたなら、もちろんグルメはおさえておきたいところ。国東の名産品として名高いのは、全国でもトップクラスの漁獲量といわれるタチウオをはじめ、天然のマダコのほか、シイタケやオリーブ、バジルなどがあり、海・山どちらの美味しさも満載。
その地元の味覚を確かめるべく訪れたのは、県下最大規模の漁獲量を誇る国東さんの「タコ」を使った天丼が味わえる「お食事処ぶんご」さんです。
そびえ立つようなタコの足の天ぷらは圧巻！プリプリの身の歯ごたえと旨みがたまりません。新鮮なタコが手に入るこの街だから味わえる一品でした。
地元の名産品が集うスポットは、国東散策の休憩・買い物に
国東の名産品をゲットするなら大分空港のすぐそばにある「大分の空 むさし」がオススメです。店内には産直の野菜や果物などがたくさん並んでいるほか、地元の素材を使った加工品、ソフトクリームやピザなども人気のようです。
いかがでしたか。今回ご紹介したスポット以外にも、国東にはまだまだおすすめなスポットがたくさんあります。また機会をみてご紹介できればと思います。
ぜひ、国東方面へ訪れた際は立ち寄ってみてくださいね。
■瑠璃光寺
国東市安岐町糸永1339
■お食事処ぶんご
東市安岐町瀬戸田655-2
■大分の空 むさし
国東市武蔵町糸原3550
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