福運を招く「赤猫」が宿る、臼杵パワースポット「福良天満宮」
城下町の風薫る、臼杵市。今回ご紹介するのは、臼杵市を代表する神社のひとつである「福良天満宮(ふくらてんまんぐう)」。こちらは、約400年の歴史を持つ由緒正しき神社です。
その歴史は、慶長初期(1600年頃)に高僧によって開山された寺が起源とされています。その後「神仏習合」の時代を経て、明治の神仏分離令によって現在の天満社となったのだそう。
御祭神は学問の神様であり、平安時代の学者・政治家としても名高いあの「菅原道真」。そのため古くから合格祈願はもちろん、厄除けや安産祈願、心願成就など、人生の節目に対するご利益があるとされ、地域の人々から親しまれ続けています。
「赤猫」が招く福にあやかりたい!
この神社の最大の特色は敷地内に祀られた「赤猫社(おのりあかねこしゃ)」。
ここに置かれた赤い招き猫たちは「招福の赤猫」として知られています。朱色の鳥居や数々の赤猫たちが目を引き、最近ではSNSで大きな話題を集めているのだとか。色鮮やかな赤色は、方角で南に位置する福良天満宮が「赤色」に守護されることから縁起が良いとされているんです。福運を招く赤猫たちに元気をもらえそうですね。とても可愛らしくて、確かに写真におさめたくなります。

また、明治時代初期に活躍した臼杵商人を指す「赤猫」という言葉の発祥地でもあるため、商売繁盛や家内安全などの象徴としても信仰されているのだそうですよ。毎年4月には、「うすき赤猫まつり」というお祭りも開催され、城下町の中心地「八町大路(はっちょうおおじ)」を赤猫に仮装した子どもたちがパレードをする姿も見られるとのこと。赤猫のご利益は地域にしっかり根付いているんですね。
この赤猫の福運にあやかろうと、今や県外からも多くの参拝者が訪れ、臼杵で人気のパワースポットとなっています。
その他にも季節の移ろいに合わせた御朱印や、可愛らしいおみくじも人気で、訪れた人を楽しませてくれます。楽しさにあふれています。
福良天満宮」は高台に位置するため、拝殿の銅葺き屋根の緑青(ろくしょう)と、眼下に広がる美しい臼杵市内を一望できるのも魅力の一つ。のどかな歴史を風情を静かに眺めるのにもぴったりなビューポイントです。
実はこちらの神社、あの「寅さん」でおなじみの「男はつらいよ」シリーズの第30作でロケ地にもなったそうで、それを記念したエリアもありました。こちらも訪れた記念に押さえておきたいポイントです。
今回は、臼杵を代表する神社「福良天満宮」をご紹介しました。城下町散策と併せて、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■福良天満宮(ふくらてんまんぐう)
臼杵市福良211
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