地元の特産品が満載の「道の駅 竹田」と、歴史と自然が調和する「城原神社」へ

くじゅう連山や久住高原の豊かな緑の山々や清らかな水に恵まれ、岡城址や武家屋敷など、歴史的な見どころも満載な竹田市。今回は、国道442号線沿いにある「道の駅 竹田」とその周辺を訪ねました。
竹田で作られた野菜や加工品を求め多くの人が集う「道の駅 竹田」
「道の駅 竹田」へ到着するとまず目に飛び込んできたのは、涼し気な水場。竹田市は「日本名水百選」にも選ばれた竹田湧水群があることでも有名ですが、まさにそれを象徴するかのように雰囲気を演出しています。
店内に入ると、地元の農家さんが育てた野菜をはじめ特産品や加工品が、ずらりと並びます。キャベツに玉ねぎ、トマトetc…。高原地帯で育った野菜はどれもみずみずしくて新鮮! あれもこれもと買い物かごいっぱいに竹田の味覚を入れ、買い求めるお客さんの姿が見られました。
また訪れた時期は、ちょうど竹田の夏の特産品の代表格「スイートコーン」が店頭に並んでいる頃。竹田の豊かな自然で育ったコーンは糖度が高くて、本当に美味しいですよね。あの甘さの理由は、昼と夜の大きな気温差と、火山灰の土壌による栽培を行っているからなのだそう。旬入りは、その年の気候にもよりますが、6月中旬から9月頃。毎年この味を求めて、県内外から足を運ぶ人も多いそうです。
また、道の駅の隣には「善米(ぜんまい)食堂」という食事処もあります。豊後牛のハンバーグやとり天などの定食をはじめ、竹田特産のサフランライスと地元野菜がたっぷりのカレーなど、地元産・県産の食材をふんだんに使ったメニューが並びます。
他にも、隣接するイチゴ畑では12〜5月頃にはいちご狩りも楽しめるほか、この季節にはとれたてのイチゴを使った「イチゴソフトクリーム」も登場。道の駅竹田の人気スイーツとなっています。
清らかな川のせせらぎとともに歩んできた、見事な古典建築の「城原神社」
もう一つ立ち寄ったのは、「道の駅竹田」からもほど近い場所にある「城原神社(きばるじんじゃ)」です。地域の人々からは「城原八幡社」「はちまんさま」と呼ばれ親しまれています。創設は391年で、その後焼失などがあり、1596年に今の場所に建てられたという、かなり歴史が長く、由緒ある神社です。かつて「豊後国八幡七社」の1つとして数えられ、大和時代の天皇「景行天皇(けいこうてんのう)」が産土神(うぶすなのかみ)として祀られています。これは全国の八幡社の中でも珍しいことなのだそうです。
境内へ向かう道には清らかな小川が流れ、可愛らしい小さな橋が古き和の風情たっぷり。
鳥居の先にある楼門(ろうもん)の造りも素晴らしく、歴史ある建築の木のしなやかさと美しさに、思わず見入ってしまいました。
「道の駅竹田」に立ち寄った際は、ぜひこの厳かで神秘的な神社へも足を運んでみてください。
■道の駅竹田
竹田市米納663-1
■城原神社
竹田市大字米納1048
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