豊後大野市の史跡と豆腐ランチ、癒しのカフェをめぐる一日

豊かな自然が息づき、史跡や社寺も数多く点在する豊後大野市。まず向かったのは、三重町の浅瀬地区にある「菅尾摩崖仏(すがおまがいぶつ」です。のどかな田園風景が広がるこの場所。駐車場に車を停め、山道を少々進んだ先に摩崖仏が静かに佇んでいます。
この摩崖仏は、平安時代後期に造られたもので、9万年前の阿蘇火砕流の溶結凝灰岩に彫られたものなのだそうです。
千手観音や薬師如来、阿弥陀如来、十一面観音、毘沙門天と5つの仏像が彫りこまれ、どれも、木彫りのような立体感のある彫り口が美しく印象的でした。1000年以上の時を経てもなおこの地域を見守り続け、優美な存在感を見せる摩崖仏を眺めていると、はるか昔に思いを馳せ、ロマンを感じます。国指定史跡と重要文化財に指定されています。
三重町で老舗の豆腐屋さんが手がける豆富処で、ヘルシー&満足ランチ
歴史的な史跡を鑑賞した後は、菅尾摩崖仏から車で5分ほどの場所にある「道の駅みえ」に隣接するフードコートの一角にある「豆富処 とら吉」でランチタイム。
「とら吉」さんは三重町で70年以上続く豆腐工房「虎屋食品」が営む食事処。
国産大豆にこだわるのはもちろん、「大豆の中の最高峰的な品種」といわれる山形県産の「さとういらず」という在来種の大豆を使った豆腐が評判。その名のとおり、自然な甘みと濃厚さが絶品です。
今回いただいたのは、ざるそばの上に湯葉と豆腐で作ったその名も「湯葉トロ」がどーんとのった「湯葉トロそば」。見た目のインパクトもすごいですが、この湯葉トロをくずして蕎麦とよく混ぜ合わせつゆをかけていただくというちょっと新感覚な味わい方。湯葉トロの風味とのど越しがなんとも清涼感があり、食欲をそそる一品でした。
店内の一角には、先ほど紹介した「さとういらず」の、おぼろ豆腐も販売されていました。シンプルながらも味わい深い豆腐の旨さにリピートしてしまうはず。自宅でもこの美味しさが味わえるのはうれしいですね。
自家焙煎する、こだわりのコーヒーが自慢のカフェ
旨い豆腐料理に大満足した後は、癒しのカフェタイムを過ごそうと、犬飼町にある「nagomi coffee」へ。
こちらは、福祉事業所「ライフサポートセンターなごみ園」が営むカフェ。自然光が降り注ぐ明るい店内では自家焙煎した薫り高いコーヒーを楽しむことができます。
オリジナルブレンド(中煎り)やダークローストブレンド(深煎り)など、苦味や酸味などそれぞれに個性やバランスを大切にし、丁寧に一杯ずつ淹れるコーヒーの味は格別です。
この日いただいたのは、水出しブレンドコーヒー。すっきりとしていながらコクも感じられる一杯に癒されました。
店内の一角にはコーヒーをはじめ、焼き菓子や雑貨などが販売されているので、お土産や自宅用にチョイスするのもいいかもしれません。
豊後大野市での史跡巡り、絶品豆腐料理、そして癒やしのカフェ。ゆるりと穏やかな時間を過ごせました。ぜひ豊後大野市を訪れた際は立ち寄ってみてくださいね。
■菅尾摩崖仏
豊後大野市三重町浅瀬
■豆富処 とら吉
豊後大野市三重町宮野2791-1
■nagomi coffee(ナゴミコーヒー)
豊後大野市犬飼町大寒2148-1