温泉とともに歩む人々の暮らしを感じながら歩く「別府・朝見散策」~後編~

2025/06/22

# 別府市

前編に引き続き、今回も別府市朝見の魅力についてご紹介します。温泉と人々の暮らしの息づく風情に癒やされるこの場所には、まだまだ面白いスポットがたくさんあります。

 

 

朝見川を渡る朱色の橋「御幸橋」

 

朝見散策後編_02

 

 

朝見地区の玄関口にあたるのが、八幡朝見神社の表参道にかかる御幸橋(みゆきばし)です。朱色の橋を渡ると、別府を代表する神社「朝見神社」の厳かな雰囲気とともに、はるか昔の門前町の風情を感じさせる町並みが広がります。神社の参道の一部として、古くからこの地を見守ってきた橋のたもとからは、周辺の緑や朝見川のせせらぎが聞こえ、癒されました。

 

 

愛情たっぷりなお惣菜にファンが足を運ぶ「井手商店」

 

 

朝見散策後編_03

 

 

御幸橋のすぐそばにある「井手商店」は、地元の人々の暮らしを支える、昔ながらの温かい雰囲気の食料品の店。店頭には新鮮な野菜や果物などが並び、必要な分だけ少量から購入できるのが嬉しいポイント。店先で交わされる店員さんと常連さんの会話に耳を傾けていると、この町の日常が垣間見えてきます。

 

 

朝見散策後編_04

 

 

また井手商店で特に評判なのが、手作りのお惣菜です。丁寧に作られたお惣菜は種類も豊富で、どれも美味しそう!

 

朝見散策後編_05

 

 

特に巻き寿司や揚げ物などが人気で、散策の途中にちょっと小腹を満たしたときや、昼食や夕食のおかずにもぴったりな味わいが並びます。すべて手作りの愛情たっぷりなお惣菜の人気は口コミで広がり、地元の人のみならず観光客もその味をめがけて訪れるほどなんだそうですよ。

 

 

温泉名人が営む茶房で、ゆったり癒やされながら別府を堪能

 

 

朝見散策後編_06

 

 

朝見を訪れたならもうひとつ、ぜひ立ち寄ってほしいのが、隠れ家のように佇む「茶房たかさき」です。まるで一軒家にお邪魔するような温かい雰囲気は、知人宅に招かれたかのような居心地の良さ。丁寧に淹れられるコーヒーや軽食などがいただけます。別府温泉に関する資料も置かれており、温泉好きにはたまらない雰囲気が魅力です。

 

 

茶房の利用者は無料で利用できる、手作りの温泉

 

 

朝見散策後編_07

 

 

「茶房たかさき」のお隣にには温泉が。「たかさきの湯」と呼ばれるこちらは、茶房でカフェや食事をした人は何と無料で利用できるんです。オーナーの高崎さんは「別府八湯温泉道名人会顧問」を務める別府温泉の重鎮的存在。もともと自宅で利用していた手作り温泉を、一般の方にも楽しんでもらおうと開放したところ、今では朝見の名スポットに。居心地のいい空間でカフェタイムを過ごし、無料で温泉につかれるなんて、かなり贅沢な非日常です。

 

気になるお湯は、アルカリ性単純温泉。肌触りが柔らかく、湯上りは肌がスベスベに。まさに知る人ぞ知る、小さな名湯です。高崎さんとの温泉談義も楽しみに訪れるファンも多く、この日も県外から湯治目的で県外からお客様が何人も訪れていました。

人との出会い、温かみに満ちた優しい場所でした。

 

前編・後編とご紹介した別府市朝見の散策。メジャーな観光地を巡るだけでなく、温泉とともに生きる人々の温かい暮らしに触れることができました。ぜひ朝見エリアに足を延ばし、温泉と暮らしが溶け合う心癒される時間を過ごしてみてください。

 

 

■井手商店

別府市朝見2-1-1

■茶房 たかさき・たかさきの湯

別府市朝見1-2-11

 

 

 

 


 

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