誰もがくつろぎ、集える憩いの場「平和市民公園」

大分市内中心部から車で10分ほどの場所にある「平和市民公園」。市内にありながら、緑豊かなこちらの公園は、市内でも有名な憩いの場のひとつ。今回は改めてその魅力をじっくりとご紹介しましょう。
12年の歳月をかけ整備された公園
「平和市民公園」の建設が始まったのは今から40年以上前の1979年。大分市が「市民の文化教養や散策、スポーツ等などの多様なニーズに対応する施設を」という目的で整備されたのが始まりです。訪れたことある人ならばわかると思いますが、とにかく広い(というか、長い)!それもそのはず、1.5㎞もあるそうです。川沿いの遊歩道を歩くだけで、けっこうな運動になるため、ジョギング姿の方から散歩を楽しむ親子、のんびり過ごす高齢者と幅広い世代が憩い楽しんでいる様子が印象的でした。
公園内の中心部にあたるのは「中央プラザ」と呼ばれている場所。四季を通じて、色とりどりの花がきれいに植えられています。色鮮やかな花たちに癒されますね。すぐそばには時計台があり、オランダやアメリカ、中国、日本の4か国の子どもたちをモチーフにした人形が各国の曲を奏でるのだそう。
さらに北東側へ進むと広々とした芝生広場があります。訪れた日はまさに春のお花見日和! 「平和市民公園」といえば市内有数の桜の名所としても知られています。ソメイヨシノや八重桜など約800本以上もの桜が咲き誇り、この日もたくさんの人々が満開の桜を想い思いに楽しんでいました。
川沿いから眺める桜は本当に素敵。絵になるポイントもたくさんあります。
お気に入りの植物が見つかるかも⁉「おおいた人とみどりとふれあいいち」
ちょうど訪れた時期に開催されていたのが「おおいた人とみどりとふれあいいち」です。
この催しは毎年3月〜5月頃に開催されており、公園内の多目的広場一帯には、庭木や庭園、草花や盆栽などの展示や販売などが行われています。色とりどりの花やグリーンが手ごろな価格で販売されているとあって多くのお客さんでにぎわっていました。
公園内がこういったカタチで市民にとってうれしいイベントなどが行われているのも、いいですよね。
異国の雰囲気を感じながら歩けば、プチトリップ気分
平和市民公園の敷地内で、南のほうにすすむと、ひと際目を引く庭園「武漢の森」があります。その異国情緒たっぷりな佇まいに、初めて訪れた人は「なぜここだけ中国?」と思う人もいるかもしれません。
こちらは、大分市との姉妹都市である中国の武漢市であり、友好都市5周年を記念した際につくられたもの。
六角形の知音亭など中国の古典庭園をもとにつくられた園内は、独特の雰囲気が魅力です。
そのほかにも武漢の森のすぐ隣にはオランダがテーマとなった広場もあり、かわいい風車も見ることができます。なんだか公園内でプチトリップ気分を味わえますね。
いかがでしたか?じっくり散策してみると、実はいろんな角度の魅力がたっぷりな「平和市民公園」。日常からほんの少しだけ離れて、癒され憩う時間を過ごしに出かけてみてくださいね。
■平和市民公園
大分市萩原緑町1
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