管理会社とのトラブル

空室が長期間続いており、管理会社から改善の為の提案や相談もなく、お客様へのご紹介状況の報告も一切ない、といったトラブルです。空室が埋まらないことについては、相応の理由が存在するはずです。内装がお客様のニーズに合っていない、相場より家賃が高すぎる、共用スペースが汚い等の空室が埋まらない理由を、管理会社とオーナーが協力して模索し、対策を講じることが必要です。

家賃滞納者から集金できずに長期間放置されてしまったり、管理会社が資金繰りに困り、本来オーナーに送金すべき家賃を他に流用して送金できなかったり、滞ったりするトラブルです。これらを放置してしまうと、不足金額が膨らみ続け、オーナー側の資金不足に繋がってしまう重大な問題です。

賃貸住宅において水漏れ、設備の故障、自然災害での被害、鍵の紛失、ゴミ出しマナーや隣人との騒音問題等、入居者との間には多くのトラブル要因がございます。管理会社は24時間、昼夜問わずトラブルに対して、迅速に対応できる体制を構築しておくことが重要です。

ユーザーに求められるニーズ以上の過剰なリフォームを行うことで、費用の無駄になってしまうケースです。投資金額が多すぎるがために、費用回収の期間が長くなってしまいます。また、高額なリフォーム代金を回収するために家賃を値上げし、埋まらなくなってしまう等の負の連鎖が起こる可能性もあります。オーナーと管理会社でよく協議し、限られた予算の中で効果的な修繕を行うことが最も重要です。