引っ越しの退去費用(精算)を抑える方法

引っ越しの際、その後の精算で気になるのは、

お部屋の汚れや傷(破損)がいくらくらい請求されるのかということでしょう。

 

請求の対象になるのは破損と汚損です。

クロスの汚れ(メンテナンスで落ちない着色)、クロスの破れ、ボードの破損、建具の破損等です。

特に高額な補修費となりやすいのが、建具の破損(シール跡、板戸の割れ)です。

 

クロスに張り付けしたフックもはがすときにはクロス破損の原因となります。

ドアに張り付けたフックも同じく、板戸の表面を傷つけることになります。

何の気なしに張り付けた数百円のフックが原因で、高額な補修費用(フックの100倍くらい)かかることもあります。

高額な補修費を支払わない為にも、賃貸のお部屋では安易に貼り付けするタイプのものは極力使用せず、工夫して生活することが大事です。

 

何かしら引っ掛けるものが必要な際は画鋲の穴程度のもので留め付できるものを使用するのがおススメです。

また、貼り付けするタイプのものは自分の家具や家電に貼り付け、お部屋本体には貼り付けしないよう工夫しましょう。

 

クロスの汚れについては生活汚れとして扱われるものもありますが、クロスに色がついたりやぶれたりすると請求の対象になります。

台所、洗面のクロスは汚れが付きやすいので、汚れたらその都度こまめに水拭きなどをして、お部屋を引っ越す際に着色した汚れが残らないよう注意してください。

壁の着色で多いのはソファーやベッドからの色移りです。

壁にくっつけた状態でソファーやベッドを設置された場合に発生します。

また、壁の傷も、ベッドサイドや家具の上部に置いたものがすれてクロスを痛めることがあります。

 

引越しのときは新しいお部屋に費用をかけて新生活を始めたいと誰もが思うところです。

小さな心掛けと工夫次第で、退去の精算費用を抑えましょう。