“サンドイッチ型城下町”の美味グルメ！
武家屋敷群や石畳の美しい坂道が残る杵築の城下町。全国初の「着物が似合う歴史的町並み」にも認定されており、カメラ片手に着物での散策を楽しむ方も多い城下町は、日本でただ一つの“サンドイッチ型城下町”と言われています。
江戸時代、杵築城を中心として南北にある高台には武士が住み、その谷間には商人が暮らしていました。凹凸のある変わった地形がまさに“サンドイッチ”のように見えてくることから、“サンドイッチ”と呼ばれるようになったそうです。
そのサンドイッチと言われる地形がよくわかるとして人気なのが、城下町のメイン通りを挟んで南北に走る「塩屋の坂」と「酢屋の坂」。坂を登り振り返ると、確かにその特異な地形を体感することができます。
そんな風情あるスポットでは、美味しいグルメも豊富！
今回は杵築が誇る美味グルメに注目しました。
■杵築の美味しいをど〜んと！「ど～んと丼」
海と山に囲まれた杵築。それゆえ新鮮で美味しい海の幸・山の幸に恵まれています。
杵築市内の飲食店14箇所では、そんな地元産の食材をど〜んと乗っけた「杵築ど〜んと丼」がいただけます。
「杵築ど～んと丼」には5つのルールがあり↓
1．食材は地元にこだわり、「杵築」が感じられるものを提供すること
2．お客様を満足させる「味」とともに、オリジナリティあふれる豪華なトッピングや「香り」、「音」など演出に努めること
3．3品以上のセットで提供すること
4．笑顔でお客様を迎え、おもてなしの心でサービスすること
5．提供店の連携を大切にし、互いに食の追及に努めること）
条件を満たした丼を杵築市内各所で食べることができるのです。
『食事茶屋 十八番』の「海鮮丼」は、獲れたての新鮮な魚にこだわったおまかせの海鮮丼。旬の魚がたっぷりとトッピングされた贅沢な丼は、魚屋さん直営だからこそできる自慢の逸品です。他にも新鮮な地元食材にこだわり抜いたメニューが並び、りゅうきゅう丼なども人気です。
また、漫画「美味しんぼ」でも紹介されたことでも知られる『若栄屋』の「うれしの」という鯛茶漬けや、『茶房一番館』の杵築牛をふんだんに使った「杵築牛～丼」など、和洋折衷にとんだラインアップなので、気分に合わせて食べてみたいですね。
「食事茶屋 十八番」
杵築市杵築293
TEL：0978-63-3228
営：10:00～22:00
休：第二火曜日
「若栄屋」
杵築市杵築665-429
TEL：0978-63-5555
営：11:00～15:00
休：年末年始
「茶房一番館」
杵築市杵築293
TEL：0978-63-3228
営：10:00～22:00
休：第二火曜日
■“サンドイッチ型城下町”でいただく、きつきサンド！
サンドイッチ型と言われる城下町にちなんで作られた「きつきサンド」は、杵築の食材をふんだんに使ったオリジナルサンド。
「杵築ど～んと丼」同様、5つのルールがあり、現在は4つの飲食店で提供されています。
きつきサンドはパンだけでなく、お米やクレープ生地で挟んだものもあり、軽食にももってこい。
『喫茶 紙ふうせん』の「ハモサンド」は青じそを挟んだ「ハモしそ」と焼き鱧とチーズが意外と相性抜群な「ハモチーズ」の２種類あります。テイクアウトも可能。
さらに、『海鮮亭 ざこば』の「ハモサンド」は杵築の美濃崎港で、その日に水揚げされた活ハモを丁寧に骨切りし、地酒で蒸し、山香米をすし酢でじっくり合わせて作られたお米のサンド。
『香鈴亭』の「ホットブリオッシュアイスサンド」は杵築茶を練り込んだ焼き立ての特製ブリオッシュパンに、冷たいバニラアイスをサンドした杵築サンド唯一のスイーツ系サンドもあります。
まち歩きをしながら歴史を感じることができ、お腹も満たすことができる杵築市。着物を着て巡ればお得なサービスが受けられるお店もあるので、ぜひ着物をレンタルして、風情ある城下町散歩を楽しんでみませんか。
「喫茶 紙ふうせん」
杵築市大内4537-5
TEL：0978-62-3984
営：8:00～21:00
休：火曜日
「海鮮亭 ざこば」
杵築市猪尾203-1
TEL：0978-63-6771
営：11:00～14:00／17:00～22:00
休：不定休
「香鈴亭」
杵築市杵築仲町285-2
TEL：0978-68-8384
営：11:30～15:00／17:30～22:00（LO21:30）
休：不定休
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