社内SE、IT企業どちらも経験しているからこそ分かる、IT業界の働き方の違い

2008年入社(入社17年目)
浜田 徹司 システム部

Q. 以前はIT企業で勤務していたそうですが、転職して良かったなと思う点は何ですか?

A. 純粋にものづくりに向き合う働き方

IT企業にいた時と比べ、転職後はエンジニアとして純粋に「ものづくりに向き合う」ことができ、実際の使用者を喜ばせることを第一に考えることができるようになりました。もちろん使うお金については考えなければいけませんが、IT企業のように我々のプログラム自体が商品になるわけではありません。そのため売上や経費等の悩みなど、マネジメント側としての重圧からは解放されました。また、明確で確定した納期があるわけでもなく、依頼が来るときも実際の使用者が身近にいますので、以前よりしっかりコミュニケーションをとって取り掛かることができるようになりました。アプリケーション完成後も、現場からの声やさらなる改善案などが直接聞けるようになったので、純粋に「どうすればもっと現場が働きやすくなるか」という部分にフォーカスして仕事ができる点、相互理解を図りながら仕事を進めることができる点は社内SEならではの良い点だと思います。

Q. 別大興産のシステム部はズバリどんな人にお勧めできるか?

A. どの言語でもOK!あなたの一番得意な分野で力を貸してください

システム部の責任者としての意見となるのですが、このIT業界に入ってある程度経験を積まれた方に是非協力して欲しいと思います。
現在、別大興産として課題は人材です。別大興産もIT化が遅れている不動産業界の一員なので、今後の別大興産のIT化を一緒に進めてくれる経験者を募集しています。
IT企業で働かれている方の中には予算や売上げを気にしすぎる結果、思うように開発ができていない方も多いと思います。そのような中、依頼を受けたときの解決方針を当事者として決めることができ、売り上げに縛られずに要望に応じて作りたいものを開発できる社内SEとしての働き方は、システム屋冥利に尽きると思います。
これまで経験されたプログラム言語は問いません。皆さんの一番自信のある分野で戦っていただきたいと考えております。
エンドユーザー側で「ものづくり」に集中して仕事をしたい方、これまでの自分の知識や技術、経験の腕試しをしたい方は、是非別大興産で働いてほしいと思います。

Q. 転職後に感じた今後改善が必要だと思う事はありますか?

A. 緩急のある働き方からフラットな働き方へ

転職して感じたのが、働くリズムの違いですね。社内SEは会社の休みに連動するので、別大興産であれば水曜日定休のその他シフト休となります。
IT業界では当たり前の「土日祝休み」というわけではなく、プロジェクトが完結した後長めの休みというのもありません。行っている仕事内容は変わらないのですが、そうした働き方の部分は、メリハリはついて良かったのかなと思います。
仕事の面においては、徹夜での過酷な業務は無くなりましたが、IT企業のようにプロジェクト毎に業務は完結しません。会社の事業拡大などに合わせて常に課題感をもって仕事を行う必要があります。急ぎ対応が必要な案件が飛び込んできたり臨機応変に対応する必要もあるので、その部分は好みが分かれるかもしれません。