女性の働きやすさ、自身が体験して

2008年入社(入社17年目)
笠置 博子 営業本部

Q. これまで色々な部署を経験したと思うが、異動における会社のフォローはどうだったか

A. 本人の気持ちやライフプランを考慮してくれる社風

どの異動においても共通して言えることは、どういった異動・昇進であっても本人の意向を確認したうえで考えて頂けたことだと思います。入社当時は別府本社への配属となりましたが、その後今まで育ってきた地域に新規店舗を出すという事で、土地勘のある私に声を掛けて頂いたように感じます。その後入社4年目のタイミングで、店長兼企画推進部の仕事をというお話を頂き、店長となりました。初めは「私に務まるのか」と不安な思いをしたこともありましたが、上司がしっかりフォローをしてくださいました。
異動や昇進については、社員の気持ちやライフプランを考慮してくれる社風があると思います。またチャレンジも与えられる会社でもあると思います。

Q. これまで色々な転換期(ライフイベント)があったと思うが、それらに合わせたキャリア形成はできたか

A. 先人から築き上げてきたサポート体制

これまでの社員としてのキャリアを考えても、会社からのサポートは十分あったのかなと思います。結婚した際も、産休・育休に入ることが決まった時も、関係各所の上長が動いてくれ、「いつまで働けそうか」「休みの間業務を任せる予定の人はいるか」といった声掛けをしてくださいましたし、後任の方への引継ぎの手配や他社員・他部署への業務の分配を行ってくれましたので安心して休みに入ることができました。産休・育休中も定期的にヒアリング・面談などを行って頂き、復帰後の配属等に関しても、子供の保育園についての相談やお迎えの時間、家庭での子育ての時間についても会社が考慮に入れて下さり、しばらくの間17時までの時短勤務をさせて頂きました。私以前にも産休取得された社員もいましたが、こういった先人の皆さんが経験されたことを会社の制度にしっかりフィードバックさせることができているからこそ、現在のサポート体制ができているのだと思います。どのライフイベントに対しても、しっかり会社からヒアリングや適切な業務改善をして頂きましたので、これから先は私の経験を生かし、後輩社員の働きやすさ改善に取り組んでいく番なのかなとも感じています。

Q. 入社した当時と比べて働きやすさは改善していると思うか。今後どこが改善されると良いか。

A. 常に問題意識をもって改革される社内制度

前の質問にもありますが、入社した当時と比べると様々な制度が改善されていると思います。入社した当時は半休の制度もありませんでしたし、時短勤務なども今のようにフレキシブルではありませんでした。子育ての面でも通常保育園などは収入に応じて費用が変わり家計を圧迫することもありますが、弊社の企業内保育所であるB-kidsも新たに開設されましたので、お子さんがいらっしゃる従業員の皆さんは家計の面でもかなり助かっていると思います。
一方で、まだまだこれから改善するべき内容もあります。社内保育園については現状別府にしかないため、別府以外にお住いの方は利用しづらい状況ですし、ましてや福岡の社員さんは利用できません。一番良いのはどの従業員も平等に享受できる福利厚生システムだと思いますので、そこは改善が必要なのかなと思います。
復帰については、育児休業前の役職で復帰できるものの、キャリアアップは鈍化する傾向にあるので、今後は産休・育休復帰者のキャリアロードマップの策定にも取り組んでいく必要があるのではないかなと思います。